シンワ測定の下地センサーの使い方まとめ(youtubeの動画解説)
耐震のために壁に補強材を取り付けたい、バリアフリー化のためにトイレや廊下に手すりを付けたい、家部屋に物干しを設置したいという場合には、下地センサーで柱の位置を確認する必要があります。
柱のない場所(空洞・石膏ボード)に釘を打ち込んでも手すりや棚を取り付けることはできません。物干しであれば落下してくる可能性がありますし、手すりに荷重を掛けてケガが事故の原因になる可能性があります。
また、耐震の意味でも全く意味がありません。
ここでは、シンワの下地センサーの使い方をメインに、下地センサーの使い方を紹介します。
用意するもの
・鉛筆
・センサー式の下地センサー
・針式の下地センサー(あれば)
下地センサーの使い方(概要)
下地センサーの違いについてはこちらにまとめましたが、下地センサーは2種類あります。センサーで間柱の位置を予測するものと、針を打って柱の位置を知るものです。後者の方が確実性は高いのですが、壁にいくつもの穴が空いてしまうので、センサー式で予測→針式で確実な位置を知るというのがベストな方法です。
シンワ測定の場合、センサー式の下地センサーも針式も公式の商品紹介がありますので、合わせて紹介させていただきます。
センサー式の場合、電源を入れて下地センサーを壁に滑らせます。すると、ある場所でセンサーが反応します。左から右にセンサーを滑らせた場合、センサーが反応した場所が間柱の「左端」になります。
同じように右から左に滑らせ、反応した位置が柱の「右端」となります。両方の位置を鉛筆で目印を付けておきましょう。
壁だけでなく、床でもセンサーは反応します。
針式の下地センサーでは、柱の位置を「刺して」確認することができます。針が刺さった場所は柱がない、刺さらない場所は柱がある、という「アナログ」式です。
前述のセンサー式で確認した柱の位置に、針式の下地センサー(正確には「下地探し」)を刺してみます。刺さらなければ確実に柱のある場所と分かります。